スティーブ・ジョブズ(2巻) (Kissコミックス)

スティーブ・ジョブス Apple Steve Jobs
スティーブ・ジョブズ(2巻) (Kissコミックス)
Steve Jobs

第5話 自分を探す旅

ジョブズはインドでの旅を通して、西洋の合理的思考とは対極にある「直感の力」を信じるようになった。のちに「直感は知性よりも強力であり、そのことが、自分の仕事に大きな影響を与えた。」と語っている。帰国したジョブズはロスアルトス近郊で曹洞宗の禅僧、乙川弘文と出会い、毎日のように弘文老師の元へ通い、2〜3ヶ月に1度はこもって瞑想する静修を行っていた。ジョブズは「自分が養子に出されたこと」「生みの親を知らないこと」が心の痛みになっていると考え、禅のプログラムによってこの問題を克服しようとする。
ATARIに復職したジョブズは、ウォズ(スティーブ・ウォズニアック)とゲーム機の改良に成功し、高額報酬を受け取る。また、ジョブズはATARIの社長ノーラン・ブッシュネルから、「断固たる態度」「物事を推進する力」など組織を動かす経営力を学んでいった。

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第6話 アップル Ⅰ

1975年 ウォズはコンピュータ・クラブの会合で、アルテア8800というコンピュータ・キットのデータシートを見て、「アップル Ⅰ」の構想を思いつき、一人で開発し完成させる。ジョブズとウォズは、自分達でアップル Ⅰを売り出すことを決め、ジョブズはワーゲンバスを1,500ドルで、ウォズはヒューレット・パッカードのプログラミング電卓を250ドルで売り払い資金を集め、自分たちの会社をスタートさせた。

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第7話 アップルコンピュータ誕生

アップルの設立は正式にはジョブズとウォズと、ロン・ウェインで行われた。ウェイン氏はATARI社での同僚で、過去に事業を立ち上げた経験もあり、法律関係にも詳しかった。会社設立当初はアップル株の10パーセントを所有していたが、リスクの高さにおじけづき、アップルを去っていった。
同年1975年3月、ホームブリュー・コンピューター・クラブの第1回会合が開かれ、ジョブズとウォズはそこでアップル Ⅰを紹介し、コンピュータ・ショップを経営するポール・テレルへの商談を成立させる。受注の50台のアップル Ⅰを組み立てるため、ジョブズは1万500ドルの資金調達に奔走し、組み立て作業はロスアルトのジョブズの実家のガレージで行われ、ジョブズの友人たちも作業を手伝った。

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第8話 アップル Ⅱ

Apple Iは回路基板として販売されたため、キーボード、トランスなど購入者が組立てる必要があった。ジョブズは「パーソナルコンピュータは全てが揃ったパッケージの状態でなければならない」と考え、オールインワンになった「アップル Ⅱ」の計画に着手していった。
Apple Ⅱの試作段階でジョブズはウォズによる設計の大きな弱点は電源回路にあると認識し、電源装置の専門家であるロッド・ホルトを仲間に迎え入れる。ホルトは信頼性が高く軽量そして発熱が少ない電源装置を作るため従来のリニア型ではなくスイッチング電源装置を採用し、Apple Ⅱ成功に大きく貢献した。
1976年11月マイク・マークラがアップルに加わり、25万ドルを投資し、1977年1月3日、アップルコンピュータを法人化し、株式はジョブズ、ウォズ、マークラで3割ずつ持ち合うこととなった。

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投稿者:

Shuji Tenra

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