スティーブ・ジョブズ(1巻) (Kissコミックス)

スティーブ・ジョブス Apple Steve Jobs
スティーブ・ジョブズ(1巻) (Kissコミックス)
Steve Jobs

ウォルター・アイザックソンが著した世界的なベストセラー『スティーブ・ジョブズ』を、『テルマエ・ロマエ』で一躍脚光を浴びたヤマザキマリ氏が漫画化。 数々の偉業を成し遂げ、没後年月がたった今でも多大なる影響を与え続ける、伝説のアップル創業者 スティーブ・ジョブスの波乱に満ちた生涯を、漫画で親しみやすく知ることができる。

第1話 出会い

幼少時のスティーブは自分が養子に出されたことを苦悩し、新しい両親であるジョブズ夫妻の愛情をたっぷりと受けながら育っていく。スティーブの最初のエレクトロニクスへの興味は、父親ポール・ジョブスの仕事である、車の修理を通じてであった。また、自宅のあったカリフォルニア州バロアルトには当時、軍需産業や技術系企業が集中しており、スティーブは近所に住んでいたヒューレット・パッカードのエンジニアに強い影響を受けたという。
そして、16歳の時にヒューレット・パッカードのインターンシップで働いていた時に、スティーブ・ウォズニアックと出会う。

Steve Jobs

第2話 ふたりのスティーブ

スティーブ・ウォズニアック(ウォズ)の父ジェリー・ウォズニアックは優秀なエンジニアで、カリフォルニア工科大学を出た後、ロッキード社に入り、ミサイルの誘導システムを開発する部門でロケットの研究をしていた。ウォズはその父の影響を受け、早くからエンジニアリングに精通し、その才能を発揮していた。ジョブスとウォズはすぐに意気投合し、共に開発をしていただけではなく、さまざまなイタズラを行っては楽しんでいた。
ある時、「エスクァイア」誌に掲載されていたブルー・ボックスと呼ばれる装置を使って、無料で長距離電話をかけるという記事を読んだ2人は、実際に自分たちでオリジナルのブルー・ボックスを作り上げた。のちにジョブスは「ブルーボックスがなければ、その後のAppleも存在しなかった」と語っている。それは自分たちが作ったものが世界に大きな影響を与えることができる、と実感できたからだ。

Steve Jobs

第3話 ドロップアウト

17歳になったジョブスは、オレゴン州のリード大学へ進学。その頃ジョブズはユダヤ・キリスト教・イスラム教・アニミズム・太陽神・思想・坐禅・ヒッピー文化に心酔し、裸足で校内を歩き、ベリタリアンだから体は汚れないという理由で、風呂に入らなかった。ジョブズは禅に傾倒していたことで、美の追求、集中力、直感的な理解や意識の重要さに気づいたと言っている。普段は他人に無関心であったが、4歳年上だった、フリーランドの外向的でカリスマ性の強さに影響を受けている。
ジョブズは大学に半年間通ったが、興味のない必修科目を履修することを嫌がり、「両親が一生をかけて貯めた学費を、意味のない教育に使うのに罪悪感を抱いた」ために中退した。しかし中退後も大学のキャンパスを放浪し、哲学やカリグラフィー(西洋書道)など、興味のあるクラスだけを聴講するもぐりをしていた。この時のカリグラフィーのコースを受けていなかったら、のちに開発するMacに美しいフォントが搭載されることもなかったと語っている。

Steve Jobs

第4話 アタリとインド

リード大学の中退後、ジョブスはゲームメーカーのATARIの面接を受ける。ATARIの社長であるノーラン・ブッシュネルに「雇ってくれるまで帰らない」と宣言し、強烈な情熱を見込まれエンジニアとして採用される。入社後のジョブズは長髪で風呂に入らず、裸足でうろつき、他の社員に対して横柄な態度を取っていたため、一人で夜勤にまわされていた。
ジョブズは導師に会い、悟りを開くためにインドへ行くことを決意する。上司のアラン・アルコーンにインドまでの旅費の援助を頼み、ミュンヘンでのゲームの修理を旅費込みで命じられて、ドイツ経由でインドへ渡ることで旅費を安く済ませる目処を立てた。ジョブズは仕事を済ませ、インドにたどり着いたが、すぐに赤痢にかかって苦しむことになった上、放浪の末に想像とあまりにもかけ離れたインドの実態に失望した。

Steve Jobs



投稿者:

Shuji Tenra

「仕事に特化したQ&AサイトJobQuery【ジョブクエリ】」の開発/運営をしています。https://jobquery.jp